日御碕神社の特赦な祭事、神剣奉天神事を紹介するサイトです。
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日御碕神社の祭事・神剣奉天神事 旧暦十二月三十一日

 須佐之男命は八岐大蛇やまたのおろちを退治したとき、その尻尾から神剣が出てきた。 須佐之男命はこれを姉神天照大神に奉ろうとし、奉天の使者を御子神天葺根命に命じられた。 葦根命は神剣を捧持して高天原に行き、須佐之男命の真意を伝えたという。この神事は葦根命の子孫といわれる小野宮司家によって伝承されている。 毎年宮司は大晦日までの七日間潔斎し、除夜、神山天一山に一人で登山、斉行する極秘世襲の古伝祭である。 この神事に際しては、どんなに大風雪でも、宮司の衣冠はけっして濡れることはないという。 里人もこの夜は、灯火を消して謹慎し、都外へ出ないようにするしきたりがある。



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