第18号 2006年 西尾 理弘 出雲市長挨拶
西尾市長の写真
「出雲市」誕生一周年

 本日ここに第19回近畿・大社会総会が開催されるにあたり、心よりお祝い申し上げます。
 昨年3月22日に出雲地区2市4町が合併して早いもので1年が経ち、15万市民の一体感も醸成されつつあります。また、本年3月22日には、出雲市民会館において新出雲市発足一周年記念式典を開催し、新市のさらなる発展を誓い合いました。
 式典では、市民の一体感と郷土出雲市への愛着を醸成することを目的に制定した市民憲章「出雲市民の誓い」を披露いたしました。 また、一周年を記念して、市の木に「黒松」、市の花に「菊」、四季の花として、春は「サクラ」、夏は「アジサイ」、秋は「コスモス」、冬は「ツバキ」をそれぞれ制定しました。
 出雲大社や日御碕灯台を有する大社地域は、古くから県内最大の観光地であり、神話と歴史ロマンあふれる広域観光拠点であります。 平成19年3月には出雲大社東側に県立古代出雲歴史博物館がオープンする予定であり、発掘された巨大柱をはじめ出雲の歴史を感じさせるさまざまな展示品が、訪れる人を楽しませてくれることと思います。 また、歌舞伎の始祖と言われる出雲阿国の生誕地として、伝統文化を継承。・発展させ、全国に情報発信していく出雲神話観光大国の拠点施設「出雲阿国座(仮称)」の創設を進めており、 「神話の夢舞台出雲」にふさわしいまちづくりが着実に実践されつつあります。
 さて、本年1月には、「近畿出雲市会設立連絡協議会」が設立され、近畿圏における出雲市出身者の皆様の交流や活動がますます活発になろうとしています。 今後も、近畿圏における郷土の応援団として一層のご支援を賜りますようお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますの発展と、小村会長をはじめ会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。