第21号 2009年 長岡 秀人 出雲市長挨拶
長岡市長の写真
「五つ星の出雲市」

 本日ここに第22回近畿・大社会が開催されるにあたり、心からお慶び申し上げます。
 今春の市長選挙におきまして、多くの皆様から力強いご支援を賜り、出雲市二代目の市長の重責を担わせていただくことになりました。 皆様の新市政に寄せられる大きなご期待にお応えすべく、全身全霊を捧げて市政運営にあたる所存でございます。
 さて、「出雲」という名前は日本中で知られていますが、出雲の数多くの伝統文化や産品の価値はよく知られていないのが現実です。 そこで、出雲市の未来を明るくする出雲【IZUMO】の真のブランド化を提唱いたします。全国に通用する「出雲」や「出雲大社」のネームバリューを活用した ブランド化の取組みはなされてきましたが、特産品などに力点が置かれていた感がします。 しかし、これからは、特産品などにとどまらず、地域全体のクオリティを上げ、高品質の「出雲」を創出していく、真の意味でのブランド化をすべきと考え、 出雲市全体をブランド化することが、「豊かな出雲市」の実現に向けて前進する原動力になると確信します。 それらを見つめ直し、守り、活かし、自信と誇りを持って真のブランド化に取り組み、我が出雲市が、皆様方の誇りに思える故郷、 子ども達や若者が夢と希望を持てる「五つ星の出雲市」となるよう全力を尽くしてまいります。
 一方、昨年度からはじまりました「ふるさと納税制度」に伴う、「日本の心のふるさと出雲」応援寄附につきましては、出雲市に心を寄せる多くの方々からご支援をいただきましたことに心から感謝申し上げます。 昨年中に寄せられたご寄附は、皆様のご希望に沿った福祉・教育・産業・観光振興事業に活用するとともに、 関西圏における情報発信事業などにも有効かつ適切に活用させていただく予定です。今年度も引き続き、温かいご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますの発展と、小村会長をはじめ会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。