第22号 2010年 長岡 秀人 出雲市長挨拶
長岡市長の写真
出雲の真のブランド化を目指して

 本日ここに第23回近畿・大社会が開催されるにあたり、心からお慶び申し上げます。
 出雲市では、昨年11月に待望の山陰自動車道斐川ー出雲市間が開通いたしました。また、昨年9月には多岐町の砂原遺跡で日本最古級の石器が発見され全国の歴史研究家の注目を集めました。 さらに本年5月からは、一畑電車を舞台として制作された映画「RAILWAYS]の全国上映が始まりました。
 これらの追い風を千載一隅のチャンスととらえ、「出雲」を全国にPRしたいと考えています。
 昨年4月の市長就任以来、子どもたちや若者をはじめ、すべての市民が夢と希望の持てる「五つ星の出雲」の実現をめざし、市政に取り組んでまいりました。 今年度は、昨年提唱いたしました出雲の真のブランド化に向けた取り組みをより見える形で進めていきたいと考えています。 そして、市民一人ひとりが出雲の魅力を再確認し、郷土に自信と誇りを持つこと、出雲を愛することが、出雲地域を豊かにする原動力になるものと信じています。
 子どもたちや若者が恵まれた自然の中で健やかに育ち、高齢者が安心して活き活きと暮らせる、活気に満ちた豊かな出雲市の実現に向けて邁進してまいります。
 また、大社門前町の再生については、電線類の地中化や出雲阿国ゆかりのスポットにつながる道の美装化に取り組み、メインストリート「神門通り」の整備や出雲大社勢溜周辺の歩道整備とあわせて、門前町にふさわしい空間整備に努めてまいります。
 一方、「ふるさと納税制度」による「日本の心のふるさと出雲」へのご寄附につきましては、昨年大変多くの皆様方にご支援をいただきました。 心から感謝申し上げます。いただいたご寄附は、皆様のご希望に沿った福祉や教育などの各事業や、首都圏における情報発信事業などにも有効に活用させていただきます。
 今年度も引き続き、近畿圏における郷土の応援団としてご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますの発展と、小村会長をはじめ会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。