第24号 2012年 長岡 秀人 出雲市長挨拶
長岡市長の写真
神話博しまね開催!

 本日ここに第25回近畿・大社会が開催されるにあたり、心からお慶び申し上げます。
 さて、昨年10月に、斐川町との合併により17万5千人の新出雲市がスタートしました。今年度は、私にとりまして任期の最終年であり、総仕上げの年です。
 また、本年は辰年です。「辰」は「シン」とも読み、一説では、草木が盛んに成長し形が整った状態を表すとも言われ、合併により発展の基盤が整った出雲市が、 その真価を発揮し、大きく動き出す初年度でもあります。将来にわたって希望を持ち続けることができる輝かしい出雲市を築くよう、その道筋をつけるべく集中的に取り組んでまいります。
 また、出雲ブランド確立を目指して、市民委員会を中心に「大好き☆出雲!」の合言葉のもと、「出雲の真のブランド化」への取組みの輪が広がりつつあります。 本年度は新たに「出雲ブランド商品認定制度」を設け、「出雲」の知名度を生かしたブランド商品・産品の開発、販売を後押しするとともに、全国に向けて積極的に情報発信いたします。
 ご承知のとおり、今年度は、古事記編纂1300年のメインイベントとして、7月25日から出雲大社周辺で「神話博しまね」が開催されます。そして、来年5月には出雲大社「平成の大遷宮」を迎えます。
 出雲市では、神門通りに観光センターを新設するほか、市内各所に「まちかど案内処」を設置し、市民一丸となって「おもてなしの心」をもって観光客の皆さんをお迎えする準備を進めております。 あわせて実施されている、神門通りの電線地中化、道路の石畳舗装工事が完成すれば、素晴らしい松並木をゆっくり眺めながら安心して歩くことのできる街並みへと生まれ変わります。 この機会に、ご家族・ご友人をお誘いのうえ、ふるさと出雲へお帰りいただき、なつかしの地を訪ねてみられてはいかがでしょう。
 なお、「日本の心のふるさと出雲」へのご寄附につきましては、毎年多くの皆様方にご強力をいただき、心から感謝申し上げます。 引き続き、近畿圏における郷土の応援団としてご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますの発展と、川上会長をはじめ会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。