第26号 2014年 長岡 秀人 出雲市長挨拶
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行ってみたいまちから

住んでみたいまち

 本日ここに第27回近畿・大社会が開催されるにあたり、心からお祝い申し上げます。
 近畿・大社会の皆様におかれましては、ふるさと出雲への思いを胸に、日々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 昨年は、本市にとって、出雲大社の60年振りの本殿遷座祭、約40年の歳月を経た斐伊川放水路の運用開始など、歴史的な出来事があった一年でありました。
 そして、本年5月、高円宮典子さまと出雲大社禰宜・千家国麿さんのご婚約内定の発表があり、市内でもお祝いムードが大きく広がっています。 10月に執り行われる結婚式に向けて、出雲市としても慶祝行事を通して、お祝いしてまいりたいと考えています。
 さて、出雲市では、合併10年目を迎える今年度の市政運営の最重要項目として、定住促進と交流人口増加を掲げました。近年、地方を中心に人口減少が続く中、本市においても、人口減少対策は避けられない課題であります。 そこで、今年度、U・Iターン促進、結婚支援、出雲ブランド化推進を担当する「縁結び定住課」を立ち上げ、地域の実態に配慮した定住施策に取り組んでいます。
 昨年は、出雲大社の「平成の大遷宮」の効果で、県内外を問わずたいへん多くの観光客の来訪で賑わいました。今年度も神門通りに新規出店が進むなど引き続き賑わっています。 今後も、この賑わいを定着させ、継続、発展させるとともに、「行ってみたいまちから住んでみたいまち」への進化をめざして、「縁結び」や「神在月」など出雲ブランドと 「出雲暮らしの良さ」を全国へ情報発信する「出雲シティセールス事業」を実施し、交流人口と定住人口の更なる増加に努めてまいります。
また、「日本の心のふるさと出雲」へのご寄附につきましても、毎年多くの会員の皆様方にご協力いただき厚くお礼申し上げます。 本年6月からクレジットカードによる寄附の受付も開始しました。今後とも、近畿圏における郷土の応援団としてご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますの発展と、若月会長をはじめ会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。