第18号 川上 岑志(副会長 御宮通)
剣道一家の長として・・・

 亡父「徳蔵」が出雲大社のご理解をいただき、出雲大社少年団を結成、外苑で剣道の稽古をして以来もう何年になるでしょうか。その少年団のひとりだった私を一応全国区の剣道人に育ててくれたことを大変有り難く感謝しています。 幸い長女がロンドン日本人学校、長男が大阪府の教職員、次男が国士館大学経済部選任講師として、数多くの教え子と共にそれぞれ中央で活躍してくれることは、親子三代にわたる剣道一家の長として、この上もない誇りだとも思っています。 どちらかと言えば剣道はマイナーな競技といわれていますが、戦前のように今一度、国民の皆様にご支持いただける剣道に、そして世界的平和を目指す競技になるよう、鋭意精進努力している今日この頃です。
 この度、小村会長から副会長就任の打診を受け、末席を汚すこととなりましたが、これからは大社会の皆々様のお知恵とアドバイスをいただき、会長の目指しておられる日本一の大社会になるよう、 微力ながら協力をさせていただき、共々の発展を期したいと念願しております。何卒、ご教授の程を、よろしくお願い申し上げます。 第19回総会の本日、全日本学生剣道選手権大会が日本武道館で開催されるために欠席することをお許しください。

リターン