第31号 2019年 千家 敬麿会長挨拶 |
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令和元年にあったて
昭和の最終年にスタートを切り、平成と共に31年間育ってきた「近畿・大社会」も《令和元年》で第32回総会を迎えることとなりました。この機に改めてこの会を支えて頂いた先人の皆様方に感謝を申し上げると共に令和の時代もさらに意義ある会として維持発展しなければならないと、身が引き締まる思いになります。 御世がわりを祝うゴールデンウィークの大社の町は、大勢の人出で大変な賑わいぶりで、10連休の毎日がお正月??の様でした。ただ車の大渋滞とお蕎麦屋さんの長蛇の列を見ると、せっかく来てくれた観光客の皆さんには少し気の毒な気持ちにもなりましたが…。それにしても神門通りを中心に大社の町はすっかり様変わりし、都会でもお目にかかれない位のお洒落なショップやお土産店、お食事処がズラッと並び、この十年の大社の町の発展と変貌を実感する事が出来ます。 奇しくも時を同じくして十数年続いた「出雲大社の平成の大遷宮」が今年3月末で完遂の運びとなり、さっそく50年後の次のご遷宮に向けて始動という事ですが、大社の町も、今の盛況を一時的なものに終わらせないで、活気溢れる町を維持しさらに発展さす為への新たなスタートの年になるのだろうと思います。 幸い御世がわりの宮中祭祀、諸行事の報道等を通して、日本中で、皇統についてや日本の歴史、国柄について改めて再認識し合う機会になっている様に思え、日本人の中に《出雲が神話の中心の地である事への関心》もますます高まっていくものと思います。 近畿・大社会としては、私達のご縁深い出雲に、又ふるさと大社に対して、我々の熱い想いを如何に届けるか、どうやってふるさと繁栄のお役に立つ事が出来るのか、常に考えていかねばならないと思います。 また近畿に住んでいても《私達の出雲は日本で最古の歴史を持つ地である事》を大いなる誇りにし、元気な大社町と魅力ある近畿・大社会をつくる事を目指して、会員皆で知恵と力を出し合おうではありませんか!! |