第32号 2022年 千家(せんげ) 敬麿(よしまろ)会長挨拶
千家会長写真
【 3年ぶりの開催を祝って 】

 近畿・大社会の会員の皆様、本当にお久しぶりでございます。
 当会の総会・懇親会は、一昨年昨年と2年連続で開催を断念して参りましたが、ようやく3年ぶりに開催する事となりました。コロナ禍の2年半、皆様におかれましても大変なご心労、ご苦労がお有りだったことと推察申し上げます。
 開催にあたっては感染対策、大阪府の条例等を遵守し万全を期する為、席数等の制約が有り、本来のご案内すべきご来賓の方々や例年出雲等遠方からご参加頂いていた方にはご案内を控えさせて頂かざるを得なくなりました事、ご理解賜りお許し願いたいと存じます。
 100年に一度も起きない様なパンデミックなるものに出くわしてしまい、私達のみならず世界の人類皆が、艱難辛苦に耐えてきましたが、これもたまたまこの時代に生かさせて頂いているからこその試練であり経験だと考えるべきかと思います。未だ終息とは言えない状況ですが、この間随分世の中が、いわゆる常識が変わって来ているのを感じます。元々日本人は清潔な国民ですが、マスクに手洗い、うがい、消毒は日常的になっていますし、テレワーク・在宅勤務、 リモート会議・Web会議・・なる新語(?)聞き慣れない、少なくとも私の年代では想像も出来ない社会活動が今は常態化している事にも驚かされます。
 しかし一方で、この様な時代を経る事によって、日本人の良さであルールを守る、礼儀正しさ、他人への優しさ等々に加え、ご先祖に手を合わせ神様に祈りひたすら耐え忍ぶ、といった日本人特有のDNAを自覚された方も多いことと思います。
 当会も「日本最古の歴史を誇る出雲」にご縁のある皆が年に一度集い語り合い、その目的である「会員相互の親睦を図り、合わせて郷土出雲市・大社町の発展と活性化に貢献する」という昭和63年の発足から34年間で培われたDNAを改めて認識し再スタート致したいと思います。
 今年の開催、会報発行に際しては3年の空白が有ったり、また時節柄ご多用中にもかかわらず広告の掲載や景品協賛等で絶大なご支援を頂きました約80社(店)の皆様方に、紙面を借りて心より御礼申し上げます。有り難うございました。
 
   【人で溢れ活気で溢れるふるさとの街を再び!!】
  全員皆で力を合わせ知恵を絞ってお役に立ちましょう!