第34号 2024年 千家(せんげ) 敬麿(よしまろ)会長挨拶
千家会長写真
ご縁に感謝して

 第37回近畿・大社会の開催にあたり、先ずはいつもご協力を頂いている会員の皆様、及び日頃より本会に対しひとかたならぬご支援を賜っています多くの方々に 心から御礼を申し上げます。
 今年は元日に能登半島地震が起こり、不安な幕開けとなりました。多くの被災された方々に心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。一方で、災害支援等を通じ、 いざという時に助け合う、他人を思いやりご縁を大事にする日本人の素晴らしさも再認識させられました。
 ご縁と言えば、会則にある様に「本会は出雲・大社町にご縁のある方々が集い親睦を図り、ふるさとの発展と活性化に寄与する事を目的」としていますが、最近 ご出席頂く方々をみると、関西一円や出雲に加えて、鹿児島、福岡、東京等多方面からも大勢ご参加頂くまでになりました。正に【ご縁が大きく拡がって】います。
 私達のふるさと出雲は「神話のふるさと」であり、「その歴史・文化・伝統……」のお蔭様なのか?「ご縁を結ぶ不思議な力」を持っている、と思わずにはいら れません。有り難く感謝したいと思います。
 今年の近畿・大社会では、「吉兆行事」(正月3日の吉兆さん)に欠かせない、あの「番内さん」が初めて登場し、皆さんと「大社神謡」を唄い、祝う企画を予定 しています。大社町のお正月の独特な賑わいが大阪の地で再現され、ご参加の皆様に懐かしく楽しんで頂けたら幸いです。
 大社の町もコロナ禍の苦しみを経ながらも、今は再び賑わいを取り戻してきている、とお聞きしています。私達のふるさと出雲・大社町が【ますます活気 溢れる街になります様に】会員の皆様と協力し合って、近畿・大社会として応援し、その役割を果たしていきたいと思っています。
 会員の皆様とご厚情を賜っている皆様方のますますのご健勝を祈念申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。