第25号 2013年 若槻(わかつき) 宏之(ひろし)会長挨拶
新任のご挨拶

 本年(第26期)より、川上雅弘会長の後任として不肖私が「近畿・大社会」の会長職に任命されました。大役を継承することには不安な気持ちで一杯ですが、会員、交流会の皆様方のお力添えを賜り 「大社町の集い」をさらなる発展に向けて全力投球の覚悟で当会運営に頑張りたいと思います。今後ともご協力、ご支援の程宜しくお願い致します。
 さて、久し振りにふるさと大社町に帰省したところ、町内は60年振りの「大遷宮」の奉祝ムードで溢れ、神門通り付近は新たに装いを整え、土産物屋等おしゃれな街に大変身していて、正に「おべたわ」の心境でした。
 5月10日、「平成の大遷宮」の幕開け当日、早朝からの雨も上がり新月の夜を迎えました。当会の代表として静寂の中「本殿遷座祭」の参拝、11日の奉幣祭に参列させていただきました。厳粛で神聖な雰囲気の中、神事が執り行われ、ただ、感動、感動・・・。
 私は運良く「昭和の大遷宮」「平成の大遷宮」に人生2回もめぐり会い、本当にご縁に恵まれて「大社で生まれて育った」幸せと誇りを日々噛みしめております。
 昭和63年、「近畿・大社会」の設立発起人代表として20年余、当会を強いリーダーシップを発揮し発展に尽くされた故小村多一氏が3年余の療養(リハビリ)の後、ご家族、ご親戚の献身的な看病も虚しく昨年(平成24年)8月26日ご逝去されました。 また、副会長を務められた手銭昴さん(仮ノ宮)、そして岩谷宏治さん(正門西)、加藤明伸さん(修理免)、竹内京子さん(大鳥居)、永見英次さん(仮ノ宮)・・・「近畿・大社会」を創立期より支えてこられた方々が鬼籍に入られました。 26回目を盛会の内に迎えることが出来ましたのも諸先輩方の努力の賜と感謝申し上げます。ありがとうございました。ここに故人の方々のご冥福をお祈りいたします。