第31号 2019年 長岡 秀人 出雲市長挨拶
長岡市長の写真
日本海側の発展をリードする

元気な地方都市「出雲」をめざして

 ふるさと出雲、大社への想いを胸に、絆を大切にされている近畿・大社会の皆様におかれましては、日々ご清栄のこととお喜び申しあげます。
 このたびは、第32回近畿・大社会総会の開催、誠におめでとうございます。皆さまの活動が長きにわたり継続されていることに対し、心から敬意を表する次第です。
 
 平成の時代が幕を閉じ、令和の時代が幕を開けました。「平成の大合併」により誕生した本市は、それぞれの地域が団結することで着実な発展を遂げるとともに、出雲大社の平成の大遷宮を契機とした交流人口の拡大により、「出雲」のブランドは全国に広く知れ渡り、今や世界に展開しようとしています。
 東京オリンピック・パラリンピックの開催をまじかに控え、日本への注目度は格段に高まり、外国人観光客の増加には目を見張るものがあります。本市においても、ターゲット国を絞った、より戦略的な「IZUMO」の情報発信や誘客策の展開、国際チャーター便の誘致を図るとともに、外国人観光客の国内移動や地方都市間における経済、文化交流を促進するため、出雲縁結び空港と地方空港をつなぐ新規路線就航も働きかけていきたいと考えております。
 さらに、交流拡大の基盤となる山陰自動車道の整備や、新幹線の整備計画路線への格上げなどについても、関係自治体とともに一層の取組を進めます。
 また、出雲の名を全国に発信するため、一昨年から自動車のナンバープレート「出雲」ナンバー導入を奥出雲町・飯南町と一緒に取り組んでおります。昨年、図柄デザインを公募し、出雲神話に登場する『八岐大蛇(やまたのおろち)』につて、虹をイメージしたカラーで表現したデザインに決定しました。今後は、2020年度の交付開始に向けPR活動を積極的に展開します。
 一方、「日本の心のふるさと出雲」へのご寄附につきまして、毎年多くの会員の皆様にご協力いただき、厚くお礼申し上げます。今年度は、女性に人気のスイーツを増やすなど、お礼の特産品の内容、品数を充実させておりますので、引き続きご協力よろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますのご発展と会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげ、あいさつとします。