第32号 2022年 飯塚 俊之 出雲市長挨拶 |
60万宍道湖・中海圏域を牽引する 「元気な地方都市のトップランナー」をめざして ふるさと出雲、大社への想いを胸に、絆を大切にされている近畿・大社会の皆様におかれましては、日々ご清栄のこととお喜び申しあげます。 このたびは、第35回近畿・大社会総会の開催、誠におめでとうございます。皆さまの活動が長きにわたり継続されていることに対し、心から敬意を表する次第です。 昨年4月から、出雲市長の重責を担わせていただいており、市民の皆様から寄せられる大きなご期待にお応えできるよう、日々精いっぱい市政運営にあたっております。 さて、本市は、コロナ禍にあっても、令和2年国勢調査において、前回の調査に引き続き、山陰地方12市の中で唯一、人口増加を果たすことができました。これは、本市に関わるすべての人が、「ともに」市の魅力を高めてきた結果だと感じています。 また、出雲市は、全国的な知名度も高く、全国にファンの方がいらっしゃいますが、更に出雲の名を全国に発信するために奥出雲町・飯南町と一緒に導入した、自動車の図柄入りナンバープレート「出雲」ナンバーの登録申請台数が、ついに5000台を突破いたしました。 これは、同時にスタートした図柄入り地方ナンバー17団体のうち全国第3位の台数となっています。出雲神話に登場する『八岐大蛇(やまたのおろち)』を、虹をイメージしたカラーで表現したデザインが好評で、テレビやインターネット等でも紹介されております。実際に走る姿を見かけられた会員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 一方、昨年度は本市においても明るいニュースばかりではありませんでした。昨年7月から8月にかけて日本列島を襲った大雨や台風により、本市も、土砂崩れや浸水被害など大きな被害を受けました。特に、7月の大雨災害では、合併後初めて、市内全域に避難指示を発令する事態となり、 会員の皆さまも大変ご心配をされたことと思います。おかげさまで市内の復興もかなり進んでまいりましたが、この災害への復興資金として「日本の心のふると出雲」を通じ、全国の皆様から350万円を超えるご寄附と励ましのメッセージを頂きました。 また、「日本の心のふるさと出雲」応援寄附につきましては、毎年多くの会員の皆様にご協力いただいており、厚くお礼申しあげます。 今後も、市民一人一人が、誇りと愛着を持てる心豊かなまち、安全・安心なまちを創造するとともに、60万宍道湖・中海圏域を牽引し、「元気な地方都市のトップランナー」として、果敢に挑戦してまいりますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。 最後になりましたが、近畿・大社会のますますのご発展と会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげ、あいさつとします。 |