第33号 2023年 飯塚 俊之 出雲市長挨拶
飯塚市長の写真
「出雲力」で夢☆未来につなげ
誰もが笑顔になれるまち

 ふるさと出雲、大社への想いを胸に、絆を大切にされている近畿・大社会の皆様におかれましては、日々ご清栄のこととお喜び申しあげます。
 このたびは、第36回近畿・大社会総会の開催、誠におめでとうございます。皆さまの活動が長きにわたり継続されていることに対し、心から敬意を表する次第です。
 本市は全国的な人口減少時代にあっても、令和2年国勢調査において、山陰地方の都市の中で唯一、人口増加を果たし、可能性に満ちた活力あふれるまちと自負しております。これからも、出雲への愛着と誇りと自信をもって、元気な地方都市のトップランナーとして走り続けるため、昨年9月に、本市の最上位計画である、新たな出雲市総合振興計画「出雲新話2030」を策定しました。将来像は「出雲力で夢☆未来へつなげ誰もが笑顔になれるまち」です。本市の強味である総合力、 あらゆる力を「出雲力」と表現し、この「出雲力」をフル活用しながら、「みんなが活躍する」「地域の魅力を生かした」持続可能な」まちづくりに取り組んでまいります。
 さて、なかなか出口の見えなかった新型コロナウイルス感染症でしたが、脱コロナに向けて社会の雰囲気も少しずつ変わってきました。3月13日からはマスクの着用は個人の判断にゆだねられ、5月8日からは感染症の位置づけが2類相当から5類に変更されたところです。本市においても、新型コロナの影響により、開催を見送られてきた様々な催しが徐々に再開され、停滞していた市民の元気や活力が戻りつつあると感じています。昨年も、出雲神話まつりや出雲駅伝をはじめとする各地域の夏祭りや文化祭、 スポーツイベントに多くの市民が参加しました。4月には市内各地のお花見スポットへ大勢の花見客が訪れ、満開の桜を楽しんでおられました。近畿・大社会の皆様におかれましても、様々な行事に参加される機会が増えてくるのではないでしょうか。
 また、「日本の心のふるさと出雲」へのご寄附つきまして、毎年多くの会員の皆様にご協力いただき、厚くお礼申しあげます。おかげさまで令和4年度は全国から10億円を超えるご寄附を頂戴することとなりました。令和3年度の7億円から約3億円の増となっております。いただいたご寄附は本市の様々な事業に活用させていただいております。本日は、ふるさと納税パンフレットをお配りさせていただいておりますので、引き続きご協力よろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近畿・大社会のますますのご発展と会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげ、あいさつとします。