近畿・大社会の千家(せんげ) 敬麿(よしまろ)会長の挨拶を掲載しています。
神 話 の 出 雲 国・大 社 町
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近畿・大社会会長 千家(せんげ) 敬麿(よしまろ) 挨拶

 2016年6月から会長を仰せつかっている千家敬麿です。
 「近畿・大社会」は、昭和63年に発足し2017年で30周年を迎えました。
 創設の精神を維持し続ける歴史と伝統に加えて、着実に発展するふるさと出雲市・大社町との双方が切磋琢磨しながら「共存・共栄」を実現しつつある貴重な会に成長しています。

 創設の精神、会の趣旨は《近畿に在住している、出雲市、大社町に「ご縁のある方々」が年に一度集い親睦を図る、だけでなく、郷土の発展と活性化に貢献することを目的とする》であり、大変意義深い会だと言えます。

 出雲市から補助金を頂いてはいますが、主には大社町を中心とする企業、商店、個人の方々約70件様から、毎年発行する「会報」への広告のご協賛、物産のご提供等々、絶大なご支援とご協力を頂きながら運営をしています。

 ほぼ例年、出雲市から市長や議長、出雲大社千家尊祐宮司様ご夫妻、その他、大梶踊り保存会の皆様やご協賛頂いている方々、それに大社からはもとより、東京・広島・名古屋等々全国各地から大勢の皆様にご参加を頂き、年々盛大になってきています。

 「出雲市・大社町にご縁のある方々」というのは、わずかな期間でも同地にお暮しになった事のある方、またご親族が出雲とご縁があり懐かしく思われている方等々、ほとんど制約の無い、出雲市・大社町に《何らかのご縁のある方々ならどなたでも》気楽に参加して頂けます。

 30年の時を経て、近畿在住者と出雲市・大社町の皆様との、今や「貴重な交流の場」ともなっています。
 私も参加するたびに驚いたり、感動したりしますが、この会にご参加頂く方々の中には、人生経験が豊富な方も多く、様々な人生模様に出会うことが出来ます。
 仕事を通しての限られた範囲だけでは出会えない、幅が広く奥深い興味あるお話や人柄に接する事が出来、自分自身も大きくなった様な気になれる、とてもユニークな会となってきています。

 私がこの会で言い続けていきたいと思うのは、《日本人の心のふるさとである出雲》にご縁のある事をもっと誇りに思いましょう、という事です。
 古事記や日本書記にある出雲に関する神話はかなりの部分事実に基づいたお話である、というのはこの近年で証明されてきています。
 つまり、この日本の国を造ったのは出雲にいた人々(神様)であり、出雲は日本の国づくりのスタートの地なのだから、日本の原点は出雲である、とも言えると思います。

 その出雲とご縁のある私達は、もっとその事に誇りを持ち、自信と勇気をみなぎらせて生きていっても良いのではないでしょうか?
 そんな事を思い出させ、気づかせてくれ、自らを蘇らせてくれるのが「近畿・大社会の場」であったら良いなぁ、と思っています。

 このホームページが皆様の誇り高い故郷を思い起こし、懐かしみ、郷土の仲間と親しく語り合い、お互いの成長に役立ち、その結果、「近畿・大社会が意義ある会になる」そんな願いを共有する為のツールになる事を期待しています。



問い合わせ先 近畿・大社会事務局 山崎 素文 090-9057-4089
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