神 話 の 出 雲 国・大 社 町 |
大社町内杵築地区の願立寺 |
<杵築地区> |
願立寺 大字杵築南 宗 派 真宗本願寺派 勝島山 本 尊 阿弥陀如来 文 化 財 由 緒 「明細帳」によると、元は真言宗。天文五年(1536)寝念正によって開創された。 念正は出雲大社上官佐草兵部少輔のことで、真宗に帰依して真言を改め、本願寺末寺にしたという。「杵築古事記」には次のような寺伝を載せている。 弘治年間(1555〜58)、出雲大社上官佐草家の佐草勝清という人は、病身で勤めることができなかったので、仏門に入り、 真言宗松林寺の徳翁法印の弟子となり、法体して松林寺の後ろに庵居していた。 やがて夫婦ともに死去し、無住になったが、たまたま石見邇摩郡仁万村の真宗僧が、真宗乗光寺に長逗留していたが、 乗光寺の世話でこの小庵に住むようになった。後、勝島山願立寺とし、住職となった。 |
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