平成の大社町風景 |
明治・大正時代から今日までの貴重な町内の写真を数多く掲載しています。古い写真をお持ちの方はご一報ください。
平成元年
|
1989年
|
〇歌舞伎役者による「大お練り」と出雲大社境内で歌舞伎役者の澤村藤十郎の奉納舞が演じられる。 |
平成2年
|
1990年
|
〇JR大社線が廃止さる。
3月17・18日の両日、シゴナナ貴婦人がひく列車が大社ー出雲市間をそれぞれ3往復した。 〇大社町人口、男8,115人、女9,167人、計17,284人。世帯数4,697。 |
平成3年
|
1991年
|
〇大社町合併40周年記念式典挙行。「ご縁の町宣言」行なわる。
わたしたちの町 大社は、縁結びの神出雲大社のひざもとにあって数多くのご縁をくらしと文化に織り込んで、心豊かな町を築きあげてきました。 そして今、世界に向かってさらに人と人、まちとまちのご縁を広げ、素晴らしい出会いと創造性あふれる町をめざして、ここにご縁の町を宣言します。 〇台風19号によって、風速53メートルに及ぶ強風に各地で被害を受ける。 |
平成3年
|
1991年
|
〇出雲大社に参拝された皇太子殿下。(2度目のご参拝)
|
平成5年
|
1993年
|
〇吉兆館とご縁広場完成。
|
平成7年
|
1995年
|
〇大社町人口、男7,810人、女8,873人、計16,683人。
|
平成8年
|
1996年
|
〇稲佐の浜、「日本の渚百選」に選ばれる。
〇鷺浦・鵜峠間の新面坂トンネル開通。 |
平成9年
|
1997年
|
〇中山・鵜鷺間の高尾トンネル・ゆうゆうライン開通。
|
平成10年
|
1998年
|
〇日御碕灯台、「世界の歴史的に重要な灯台百選」に選ばれる。
|
平成11年
|
1999年
|
〇大社町文化プレイス「うらら館・でんでんむし」竣工。うらら館はだんだんホールを中心にした文化会館で、でんでんむしは図書館。
|
平成12年
|
2000年
|
〇大社境内で宇豆柱発見。
出雲大社境内の八脚門の前の発掘調査中に三本を束ねた直径三メートルの巨大な柱が発見された。この柱は、平安時代後期の出雲大社本殿を支えていたものと考えられた。 〇大社町人口、男7,530人、女8,490人、計16,020人。世帯数4,835。 |
平成13年
|
2001年
|
〇大社町合併50周年記念式典が大社文化プレイスうらら館で挙行。
オープニング行事として、合併前の1町4村が伝統行事を披露した。杵築地区の「吉兆ばやし」、荒木地区の「大梶踊り」、遥堪地区の「コールローズ」「琴修会大正琴」、 日御碕地区の「船唄」、鵜鷺地区の「鷺浦のシャギリ」など多彩であった。 |
平成14年
|
2002年
|
〇桃山トンネル完成。
〇全校高校総合体育大会(茨城県)で大社高校陸上部男子が総合優勝。 |
平成15年
|
2003年
|
〇天皇皇后両陛下出雲大社参拝さる。
〇「出雲阿国歌舞伎発祥四百年」各種行事が開催さる。 〇赤石トンネル完成。 〇日御碕灯台建設100周年記念式典挙行。 |
平成16年
|
2004年
|
〇皇太子殿下ご来町。
〇琴平町(香川県)と友好都市提携。出雲大社と金毘羅宮はともに主祭神として大国主命(大己貴命)を祀っている。 〇9月1日、2市4町(出雲市、平田市、大社町、佐田町、多岐町、湖陵町)による合併協定調印式。(出雲市民会館) |
平成17年
|
2004年
|
〇3月18日、大社町の閉町式が行わる。
田中町長は、「 ”出雲のこころ ” を結ぶ町『島根の顔・出雲の国の交流舞台大社』は、新市においても日本のふるさとの象徴的存在であり続け、 『世界を結ぶご縁都市』の推進力となり、重要な一翼を担うこととなります。ますます大社が『新市のご縁広場』として燦然と輝きを増すように、胸を張って、堂々と門を開きましょう。 文字通り『結んでひらく出雲の国づくり』です」と挨拶した。 〇3月22日、2市4町が合併し新出雲市が誕生した。 しかし、大社町という呼び名はそのまま残っている。この大社町のなかで、50年以上にわたって続けられてきた町と村と浦の生活を守りつつ、 発展のために続けられてきた協力は消えてはならず、また消えるはずもなく、大社町は新しい出雲市の重要な拠点のひとつとして成長し続けることであろう。 とともに、大社町域のかかえているいろいろな問題についても引き続き、連帯の心をもって解決していく心が持ち続けられることであろう。 |
平成19年
|
2006年
|
〇築港。
平成13年に着工した南内防波堤が平成19年1月に完成した。昭和13年に完成した第1期工事でつくられた防波堤の先端を残し削り取られている。その防波堤を包むように沖に向かって防波堤が新しく伸びている。 建設当初なかった沖の防波堤の更にその沖に防波堤がつくられており、様相はすっかり変わってきている。 |
平成26年
|
2014年
|
1月3日
昨年5月10日の正遷宮後初めての正月となった出雲大社の三が日の参拝者数は昨年より17万5千人多い77万人となり、三日間共に本殿への長蛇の列が出来るなど、賑わいを見せた。 1月13日 正月飾りの注連縄などを焚き上げ、今年一年の無病息災を祈願する「とんどさん」が出雲大社北島国造館かめやま広場で「亀山とんど祭」として行われ、地域住民などで賑わった。今年で5回目。 1月15日 出雲大社「平成の大遷宮」奉祝事業実行委員会で、奉祝事業のまとめや周辺の観光動向などが報告され、その中で、昨年1月から11月までの出雲大社の参拝客数は、746万人と昨年の2.2倍、神門通りの歩行者数は、10月13日が最も多く、43,369人だったことが分かった。 1月31日 社会資本と関りをもつ地域づくりの優れた取り組みを、国土交通大臣が表彰する「手作り郷土賞」に「蘇った出雲大社の門前町ー神門通りー」が選ばれ、認証授与式が出雲歴史博物館で行われた。 2月25日 県は昨年11月の土日の4日間、県内の主要観光地を訪れた女性観光客に対して行った観光動向調査の結果を発表した。回答者の年齢別では30代が最も多い30%、訪れた動機については複数回答で「出雲大社へ行きたかったから」62%、「遷宮だから」16%、「神在祭、神在月だから」が6%と続き、3位までを出雲大社関連が占めた。 2月27日 日本将棋連盟は里見香奈女流三冠=女王・女流王座・女流名人=が体調不良を理由に3月1日から8月31日までの半年間休場すると発表した。 3月10日 出雲市教育委員会は市内小学校の再編計画について協議した結果、大社地区の鵜鷺小、日御碕小が2015年度に大社小と統合することを了承、日御碕は幼稚園の廃止についても了承した。 3月13日 秋篠宮紀子さまが松江市での第65回結核予防大会に出席するために来県。大会に先立ち出雲大社に参拝し、降りしきる雨の中、ベージュのスーツに帽子姿で参拝客らに笑顔で答えられた。 3月20日 日御碕の経島でウミネコの飛来調査が行われた。飛来数は前年より609羽少ない807羽で、1974年の調査開始以来最も少なかった。 3月30日 日本銀行松江支店は出雲大社の「平成の大遷宮」による経済波及効果を発表した。2013年の観光人込客数は延べ3,674万人。経済波及効果は344億円に上った。 4月9日 出雲市内の全小学校40校で入学式があり、合わせて1,558人の新一年生が誕生したが、うち日御碕小学校では一人だけの新入生で、在校生12人と教職員11人、来賓15人が出迎えた。 4月22日 出雲大社北島国造館出雲教が「竜虎の庭」を活用した庭園結婚式を始め、模擬婚式を行った。この庭には亀山から流れる「亀の尾の滝」や池、天神社、天満宮などがあり、その景観は参拝者にも人気で挙式後の記念撮影場所としても使われている。 4月23日 超早期栽培のデラウェアの初出荷式がJAいずも大社東部集荷所であった。低温と日照不足に燃油高止まりを受け、今年は昨年より2日遅い出荷式となった。 5月8日 第7期マイナビ女子オープン五番勝負第4局が行われ、1勝2敗の里見香奈女王は加藤桃子奨励会1級に敗れて女王の座を失い、上流王座と女流名人の2冠となった。 5月27日 宮内庁が高円宮家の次女典子さま(25)と、出雲大社宮司を代々務める千家家の長男、国麿さん(40)の婚約が内定したと発表した。 典子さまは、昭和天皇の弟三笠宮さま(98)の三男で「スポーツの宮様」として親しまれた故・高円宮さまと久子さまの次女。学習院大心理学科を卒業後、進学や就職はせず、皇族として宮中行事や全国障碍者スポーツ大会などの行事に出席している。趣味はバレエや演劇など舞台芸術鑑賞。定期的に書道の稽古もしているという。 千家さんは国学院大学を卒業し、現在は同神社の禰宜として宮司を補佐している。趣味はバードウオッチング、カメラ。 6月4日 出雲大社前の「神門通り線」街路事業が、第26回全国街路樹事業コンクールの「優秀賞」を受け、事業主体の島根県が全国街路事業促進協議会から表彰された。島根県の表彰は4例目。 6月19日 観光地においてスマートフォンなどを使い、歩きながら目の前の店舗や観光施設の情報を入手できるスマート観光の情報インフラ充実を推進する、総務省中国総合通信局の一行42人が、先行的に整備された出雲大社と石見銀山を視察した。 6月27日 県観光振興課は2013年の県観光動態調査の結果を発表した。出雲大社の「平成の大遷宮」や松江自動車道の開通などの効果により、観光人込客延べ数は前年の26.1%増の3,680万9,000人。観光消費額(推計)は前年より298億円増えて1,564奥円となった。 |
平成27年
|
2015年
|
4月28日
春の褒章受章者が発表され、中荒木の杉原誠さん(63)が緑綬褒章を受章した。タクシー会社で運転手として勤務する傍ら、出雲大社門前の勢溜や周辺道路を25年にわたりボランティアで清掃を行ってきたことが称えられたもの。 4月30日 出雲市議会は臨時会を開き、新しい議長に長廻利行氏(68)を選んだ。同氏は杵築南出身で、自民党系の平成・大社クラブに所属している。 5月6日 第35回出雲・平田・簸川地区スポーツ少年団野球大会が出雲ドームで開かれ、大社が決勝で出東を2−0で破り初優勝を飾った。 5月10日 出雲市の発表によると、4月25日から5月6日までのゴールディンウィーク12日間に出雲大社周辺を訪れた観光客は54万人と推計され、昨年と同規模の人出だった。 5月27日 将棋の女流王位戦で、里見香奈女流名人(23)が甲斐智美女流王位をストレートで破り、三期ぶり通算2期目の女流王位を獲得した。 5月28日 神門通りが今年度の年景観大賞の都市空間部門最優秀賞を受賞した。県内で同部門での受賞は2011年の江津地域に続く2例目。 5月31日 第53回県高校総体が終了し、陸上では大社高校の武田伽奈子選手がやり投げ女子で46メートル10の県高校新記録を出したのを始め各種目で活躍し男女共に総合優勝を成し遂げた。 7月2日 終戦直前の1945年、北山山中に墜落した海軍機搭乗員を慰霊する法要が神光寺で行われた。 7月3日 島根県が2014年の県観光動態調査結果をまとめた。島根県の観光入込客の延べ数は、出雲大社で本殿鎮座祭が営まれた13年と比べ9.8%の減の3,320万7千人となり、「平成の大遷宮」効果の反動が出た結果となった。 7月10日 山陰中央新報紙によると、貸し切りバスの運賃・料金制度が4月から新制度に移行して以降、山陰両県の観光地を訪れるバスツアー客が減少し、島根ワイナリーでは4月以降の団体客の受け入れが前年同月比で3割減少した。 7月17日 国の文化財審議会は、国の登録有形文化財に出雲大社彰古館、宇迦橋大鳥居、日の出館玄関棟、同明治棟を登録するよう文部科学省に答申した。 8月25日 島根県と奈良県はオリンピックイアーの2020年に東京国立博物館で特別展「出雲と大和」(仮称)を共同開催する運びとなり、覚書の調印式が行われた。 9月15日 杵築南の大社建工スポーツ公園体育館で、地元杵築地区の高齢者を対象にした「生涯現役の集い」があり、約100人がスポーツ大会や日ごろ取り組む歌や踊りなどの活動成果を披露し、元気さをアピールした。 9月16日 県が今年度の地価調査の結果を発表し、昨年21年ぶりに上昇に転じた神門通りにある「長岡呉服店」が2年連続の上昇で、県内唯一の上昇地点となった。 9月24日 自民党は来年度に実施される参議院選挙の第二次公認候補を決定し、初の合区となる「島根・鳥取」での公認候補者に島根県選挙区選出の現職青木一彦氏が決まった。 9月27日 県高校秋季野球大会決勝戦が県立浜山球場で行われ、大社高が12−0で開星高を下し優勝した。,br> 9月29日 出雲市がまとめた9月19日から23日までのシルバーウィークの維持も大社周辺の入込客数は35万人で、4月25日から5月6日までの期間に集計した今年のゴールデンウィークの54万人と比較し、一日当たりの人出が多かった。 10月7日 大社町中荒木の宍道湖浄化センター敷地内に情報通信業の「アイ・ねっと」(松江市)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)「出雲SOLARiE大社太陽光発電所」を建設した。太陽光パネル2万736枚を敷説し、一年間に一般家庭1300世帯分の消費電力に相当する556万1400キロワット時を発電する。 10月7日 出雲大社神苑で、歌舞伎役者の市川海老蔵さんらによりヤマタノオロチ神話を題材にした「迦具士之舞」など創作歌舞伎の奉納公演が開催された。 出雲大社平成の大遷宮を祝って大国主命を祭神とする札幌市の新川皇大神社による神輿渡御が神門通りで行われ、約600キロある金色の神輿を35人ほどが担ぎ、ねり歩いた。 10月31日 午前11時55分ごろ、日御碕神社に隣接する集落で狭い通りに面して建物が密集している宮前地区の民家に火災が発生。隣接する民家を含め4棟が全焼し、女性1名が遺体となって発見された。 11月7日 宇迦橋北詰めにそびえている大鳥居の建立100周年記念式典が吉兆館で開催され、旧JR大社駅から吉兆館、大鳥居を経由し勢溜までのパレードなどのイベントが神門通り周辺で開かれた。 11月8日 全国高校サッカー選手権島根大会決勝が松江市陸上競技場で開かれ、大社が延長の末1−0で立正大湘南を下し、4年ぶり9度目の優勝をはたした。 11月15日 バレーボールの全国高校選手権(春高)出場を懸けた島根県高校選手権最終日、女子は松江農林との接戦を制した大社が初の優勝に輝いた。 11月23日 将棋の6大タイトルのひとつで倉敷藤花3番勝負の第2局が倉敷市であり、里見女流3冠(23)=女流名人、女流王位、女流王将=が甲斐智美倉敷藤花を下し、3期ぶりにタイトルを奪還した。4冠を保持するのは2年ぶり。 12月3日 山陰両県の地域文化向上に貢献した団体、個人を顕彰する山陰信販地域文化賞に「神門通り甦りの会」(田邊達也代表)が選ばれた。 12月17日 県指定有形文化財「北島国造家四脚門」の老朽化に伴う21年ぶりの修復工事が完了し、真新しいこけら葺きの屋根に映える門が姿を現した。 12月18日 出雲市が2015年10月1日を基準とした国勢調査の速報値を発表した。市の人口は17万1576人で前回調査と比較して91人の微増、大社地域は1万4349人で567人の減となった。 |