灘言葉(大社弁)


あ行  か行  た行   な行  は行  ま行  や〜わ行  リターン
 

灘言葉(大社弁)
意 味
さい つらら。 氷柱。
さいのべ 脚を投げ出して座る。
さかねじ 反対にやり込める。 逆襲。
さくい 折れやすい。 もろい。
させふる 蠅が卵をふりかける。
さたする 沙汰。 知らせる。
さでまくれ 思うさま転ぶ。
さな 七輪や炬燵の中桟。
さねばなれ 実ばなれ。 さっぱりとした性格を言う場合も。
さばる 病気がうつる。 ものの気(怨霊)にとりつかれる。 乗り移る。 たたる。
ざまく 粗雑。 乱雑。 「この手紙は ざまくに 書いちょらいね」
さやぎかぜ 乾いた風。 心地好い風。
さらさらわけもん 青年になったばかりの若い男。
さるおがみ 心から祈っていない。 猿真似にひとしい。
さんぐりがえる でんぐりかえる。
さんにかからん 役にたたない。 箸にも棒にもかからない。
さんのじ 臀部の上の部分。
ざんぱつ 髪を切りそろえる。
しいける 押されてつぶされる。 凹む。
じいがま 爺の蔑称。
しかけぶり 雨が急に降り出す。
じがない つまらない。 ばかばかしい。
じぎする 辞退する。 失礼する。
じくそがわりい 食い意地が張る。
しけかう 杭をたてる。 支柱。
しげる へっこむ。 ぺしゃんこになる。
しこだま げんこつ。 拳骨。
しこばる 意地を張る。 突っ張る。
じじがみ ちぢれ髪。 ちぢれ毛。
しじく しじくたれ 雫。 びしょ濡れになったさま。
しじや 失敗。 やりそこなう。 くじに外れた場合も。
しじれる 焦げる。 焦げ付く。
したいき 腰が低い。 つつましい態度。
したじ 昔。
したたまる 物事に対して控えめな態度でふるまう。
しちもとらん 質にもとらない。 値打ちがない。 具にもならぬ。
しっちゃかまし 無闇にさわぐ。 矢鱈やたらにうるさい。 騒動が過ぎる。
しちんぐるう 苦しみもがく。 七転八倒。 じっとしておれない。
してんごてん 五分五分。
しにはぐれ 生き残り。
しのごの 考えがまとまらない。 もたもたと手間がかかる。
しのびがいい 小節がうまい。
しびたれ 女子の蔑称。
しぼろ 尻尾。
しまなくさん 島遊び。 「今年も 町内で しまなくさん されーますか」
しまらかいた しまった。 失敗した。
しめつめ 問い詰める。 整理整頓。
しもうだし 煙突。
しゃあくらん 面くらう。 驚く。 「隣に座っちょらいて おべたが しゃあくらんだわね」
しゃねこだま 性根。 根性。 精神。
じょうつけ 常連。 お得意。
じょうとやん いいかげんなやつ。
しょじしょったく 諸事。 万端。
しよる 寄り付く。 集まる。
しりはげばあじ 古狸。 老練。
しんびょう 心根がやさしい。
しんねる 海や川に潜る。 潜水。
すいこねる 水中に潜る。
ずぐむ ずんぐり。 短身で太っている。
ずだくる 荷崩れ。 片ぶく。
すだま 数珠玉。 はと麦の一種。
すっぽんたが 散水桶。 天秤棒の両端に水を入れた桶をかけ肩で担いで散水する。
ずねのる おだてに乗る。 調子者。
すもじ 鮨飯。 主に散らし寿司。
すもうとぐさ すみれ。
すわすわ うすら寒い。
す(し)わぶる 吸う。 しゃぶる。
せいとする 行儀する。 反省をうながす。
せかかる ひっかかる。 (よまが 岩に せかかって 上がらん)
せきたくる せかす。 急がす。
せきりぐさ げんのしょうこ。 下痢止め。
せこつむ 狭苦しい。 窮屈。
せせる つつく。 魚がつつく。 (せせっちょうけど こまかていけんが)
せたもんだ あんまりだ。 いい気なもんだ。 (ひとごととおもっちょうかね せたもんだ)
せつ 運命。 寿命。
せつい 息苦しい。 呼吸困難。
せっぺ 精一杯。 根限り。
せぶらかす からかう。 いらだたせる。
せわやき 働き者。 結婚の仲人。 「今日の 世話焼きは 誰かね」
せんち 雪隠。 便所。
せんど 先日。  「せんど 婆が世話になったげで だんだん だんだん」
そうげがわり 顔色が悪い。 面相。
そうほどか それだけか。(少ない時) 「どげだったかね 釣れたのは そうほどかね」
そうほどに そんなに。(多い時) 「そうほどに 貰ったらいけませんが」
そぎゃんこと そのようなこと。 「いんや そぎゃんこと あーませんが」
そぐう よく似合う。 取り合わせが良い。
そけぐち 漬物。 煮物など塩気のあるもの。
そそくち あわてるのさま。 あわて者。
そはいい 塩辛い。
そらふく うそぶく。
そりがあわん 根性が良くない。 性格が合わん。